平成20年 青年部活動報告

  • 政策研究会 (担当:政務調査会)
    • テーマ  少子化対策について
      • 問題趣旨
        • 青年部政務調査会では、少子化対策について全体像を学習した昨年に引き続き、少子化問題を青年部の最重要課題として取り上げ、さらにその議論を発展させるため、ここに「政策研究会」を発足した。少子化対策の現状と課題について、どのような対策によって支援が可能であるかを研究し、効果的で実効性のある青年らしいアイデアを検討、策定、提言していく。
      • 取り組み
        • 昨年5月、愛知県子育て支援課長を講師に迎え「少子化対策と子育て支援策」をテーマにした勉強会を開催した。これを踏まえて、本年4月に発足した「政策研究会」では、少子化の流れを変えるべく対策を検討する場として取り組み、県内の大学生50人を対象にした少子化に関するアンケートをはじめ、青年部によるフリートークやディベートなど多岐わたり多角的な方法で研究した。特に「日本は少子化対策を行うべきである。」を論題にして実施したディベートにおいては、憚ることなく正論を堂々と主張し、活発に議論を闘わせた。
          結果、あらゆる視点から少子社会の問題点や改善点などが顕著に表れ、その中で、重要な政策を青年部独自の視点において、取りまとめに着手した。
    • 第1回 5月16日「少子化対策について」フリートーキング
    • 第2回 6月13日 政策ディベートの趣旨ならびに概要説明、チーム分け
    • 第3回 7月 9日 肯定側、否定側の各チームによる打合せ
    • 第4回 8月19日 両者によるフリートークの実施
    • 第5回 9月25日 ディベートの実施
    • 【今後の予定】 県連政務調査会へ提言、党本部青年局へ提出
    • ディベート開催
  • 学生部活動 (担当:学生部、総務会、組織委員会)
    • 4月25日 学生交流会の開催
    • 県内外の大学生を一堂に集め名古屋市内の居酒屋で学生交流会を行った。大学生との交流会は初めての試みで、総勢82名が参加。この交流会は、大学生と親睦を図ることにより、政治や政党に対する理解をさらに深めながら、学生部組織の拡大を目的に開催した。交流会では、青年部役員らが学生の輪の中に入り、膝を交えて親睦を深める光景が多く見受けられ、途中、クイズゲームやアンケートを行い終始和やかな雰囲気に包まれた。また、当日は篠田陽介衆議院議員、藤沢忠将名古屋市会議員(元青年部長)に駆け付けていただき、学生と互いに意見を交わしていた。
      今後は、この学生交流会を通じて多くの学生が政治に興味を抱き、政治に参画することにより様々な学生部活動に繋げていきたい。愛知県連としての学生部復活の端緒は開かれた。

      最後に特筆すべきことは、今回の学生アンケートを検証した結果、創造性豊かな発想を持つ学生の意見が、その後の少子化対策をテーマにした政策提言の取りまとめに参考となり、われわれの青年部活動や政治活動に多大な影響を与えた。

  • 街頭活動 (担当:遊説委員会)
    • 6月29日 全国一斉街頭行動
      • テーマ:北朝鮮による拉致問題の解決   弁士:増元照明「家族会」事務局長
      • この事業は、毎年6月に全国の青年部・青年局が全国一斉に街頭活動を行う企画として、今年で5回目。『北朝鮮による拉致問題の解決』を統一テーマにして開催、総勢35名が参加した。今回は、拉致被害者「家族会」増元照明事務局長と共に活動を行ない、拉致問題の解決を全面的に訴えた。増元事務局長は演説の中で「米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を外せば、米国が拉致問題を憂慮しないというメッセージを北朝鮮に与えてしまう。ハガキ1枚でもいいので、米国大使館や政府に反対の声を送っていただき、国民全体で解除の声をあげてほしい。」と名古屋の聴衆に熱く訴えた。拉致問題は日本の国家主権と国民の生命・安全に関わる重大な問題であり、われわれはすべての拉致被害者を解放するよう北朝鮮に強く求めて続けていきます。さらには、地方からの声を引き続き発信していき、全国の青年組織が一致団結して共に行動していかなければならないと確信しました。
  • その他の街頭活動報告
    • 2月16日 名古屋市瑞穂区
    • 3月15日 日進市、東郷町 7区 鈴木淳司衆議院議員 ※議員インターンシップの大学生と共に開催
    • 4月17日 小牧市  6区 丹羽秀樹衆議院議員
    • 5月24日 知立市 13区 大村秀章衆議院議員
    • 6月29日 全国一斉街頭行動
      • 名古屋駅および栄 青年部、青年局、愛知政治大学院合同開催 35名参加
      • 参加者 丹羽秀樹衆議院議員、土井真樹衆議院議員
    • 8月16日 岡崎市 12区 杉浦正健衆議院議員  ※議員インターンシップの大学生と共に開催
    • 9月27日 豊田市 11区 土井真樹衆議院議員
      • ※開催予定 12月14日日 16:00~ 名古屋市中区栄ティファニー前
    • 8月31日 にっぽんど真ん中祭りへの参加  チーム名「議員だっておどり隊!」
      • 大会直前の28日に発生した集中豪雨により被害に遭われた方々におかれましては、謹んでお見舞い申し上げます。
        2003年、2004年の過去2回、愛知万博のPR目的で県議・県職員が参加した経験を活かし、
        今回は更に発展させ、青年議員を中心に参加の輪を広げ、議員と市民の距離感を縮めて一体感を作り
        上げるため「にっぽんど真ん中祭り」略称:どまつりに参加した。県下の青年議員が中心となり
        総勢66名にて結成、チーム名は「議員だっておどり隊!」。
        議会活動の多忙な中で4月には結団式、6月より練習が開始され、計12回20時間を数え大会本番を迎えた。今や名古屋の風物詩となった「どまつり」。
        今年は10周年の節目を迎え、参加者数は約207チーム2万3千人、観客動員数は延べ140万人を超えた。
        久屋大通公園のメイン会場では、鳴り止まない拍手とどこまでも続く歓声の中、われら「議員だっておどり隊!」は
        心一つになり熱烈なパフォーマンスを繰り広げ、多くの観客に愛知・名古屋の元気をアピールして熱い戦いは幕を閉じた。最後に、にっぽんど真ん中祭り文化財団のスタッフ皆様ならびに多くの関係者の協力により成功することができ、
        メンバ-一同、心から御礼を申し上げます。

  • 自民党総裁選挙  9月10日告示 22日投開票  麻生太郎新総裁を選出
    • 福田康夫総理が辞任表明したことを受けて、わが党は総裁選挙を党員・党友のみならず、国民に分かりやすく、
      また開かれた政党を目指し、全国17箇所において街頭演説会が開催された。
      選挙期間中における名古屋駅前の街頭演説会では、青年部役員らが自主警備などの役割を努め、
      1万人の聴衆を前に総裁候補5人が熱く訴え支持を求めた。また、全国から青年部、青年局の代表が
      出席した党本部青年局主催の公開討論会9月16日では、各候補が所見を述べ、景気対策、経済財政政策、
      社会保障など当面する重要課題をめぐり政策論争が繰り広げられた。
      わが愛知県連は、総裁選挙管理委員会の下、党員による予備選挙が行なわれ、開票の結果、麻生太郎候補が3票すべて獲得した。
      その後、党大会に代わる両院議員総会において、麻生太郎氏が第23代総裁に選出され、第92代内閣総理大臣が誕生した。
      麻生太郎総理、総裁の元、日本の元気を取り戻して強くて明るい国家をつくることこそが責任政党としての使命であり、
      さらには、この難局を打開するための緊急な課題として、日本経済を立て直し、
      国民の生活を少しでも豊かにするために着実に政策を実行していかなければならない。
  • 10月26日 麻生太郎総理と共に街頭演説会を開催 (全国青年部、青年局、女性局合同開催)
    • 全国の青年部、青年局、女性局合同による街頭演説会を麻生太郎総理と共に東京・秋葉原駅前広場で開催した。
      麻生総理は就任後初めて街頭演説を行い、日曜日の夕方だったこともあり買い物客や乗降客など約1万3000人もの
      聴衆で埋め尽くされた。愛知県からは、ふじた和秀青年局長、神戸洋美女性局長、山下史守朗青年部長が参加。
      大歓声に包まれて登壇した麻生総理は、経済問題を中心に熱弁を振い、最低賃金の引き上げや非正規雇用に対する
      支援策実現に決意を示したほか、中小・零細企業対策に全力を挙げる考えを表明した。
      麻生総理に先立ち石原伸晃幹事長代理、青年局、女性局、学生部の夫々の代表らがマイクを握り、わが党への支持を呼び掛けた。
      また、その前後においては、党本部での合同会議や総理を囲む懇談会が開催され、全国の青年、女性組織の結束を深めた。
  • 12月6日 県下青年部長会議  記念講演 衆議院議員 猪口邦子 先生
  • 愛知県下の各支部の青年部幹部ら85名が出席し、名古屋市内のホテルにて開催した。来賓として大村秀章県連会長、ふじた和秀青年局長、丹羽秀樹衆議院議員懇親会にて)に挨拶をいただき、議事においては来年度の活動方針が了承され、引き続き山下史守朗青年部長の元、政策研究や学生部活動に重点を置くことを決議した。現在、わが党をとりまく情勢は極めて厳しく、今一度、党員が一致結束して原点に立ち返り、党再生と国民の信頼回復に努めなければならない。われわれ青年部としても、党員ならびに多くの県民・名古屋市民の方々と共に、新しい時代を切り開き、来るべき衆議院選挙に一丸となって戦い抜く決意であります。記念講演では、元少子化対策担当大臣の猪口邦子先生を講師として「国の子育て支援策と今後の少子化対策」について講演をいただきました。幅広い政治経験から政治の必要性、社会政策の重要性の観点から具体的な少子化対策について話され、有意義な講演となりました。今後、われわれ青年部の政策研究会における政策提言に繋げていきたい。
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